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六本木整骨院Relief

代表あいさつ

代表者
代表取締役社長 菊池 芳人
出身
静岡県生まれ
生年月日
昭和52年1月20日
資格
鍼灸按摩マッサージ指圧師・柔道整復師
略歴
東京衛生学園卒業在学中「古川接骨院」「三谷治療院」「東邦マッサージ本院」等で勤務。
資格取得後、柔道整復師資格取得のため仙台市へ。
在学中、「銀座治療院」にて勤務。その傍ら「百芳館 鍼灸マッサージ」を往診業として開業。
地域医療に従事する。
柔道整復師資格取得後、東京港区にて整形外科リハビリ主任として勤務。
その後六本木にて整形外科、皮膚科、内科、心療内科のある医療法人同グループ六本木コンディショニングセンター院長として勤務。
在職中に同クリニック健康増進エクササイズ開発や、新薬開発治験などに携わり、スポーツトレーナーとして横浜ベイスターズトレーナーをサポートする。

平成18年「六本木整骨院」「マッサージルームリリーフ」を開業。
六本木にて整骨院・鍼灸・マッサージ業をスタートする。
平成20年「株式会社 RELIEF TOKYO」に法人化する。同社取締役代表に就任
同年「赤坂ダンケン」をプロデュース。芸能人専門サロンとして立ち上げ取締役となる。
平成23年「麻布十番リリーフ整骨院」を開業。
平成24年「プロダクト」部門をスタートする。
その他代表の主な活動
日本テレビ「シャルウィーダンス?」専属トレーナー(マッサージ) 「ひらめ筋GOLD」番組トレーナー(応急処置、ストレッチ指導)TBSテレビ「芸能人スポーツ NO1決定戦」トレーナー(マッサージ 外傷処置)テレビ東京「豪腕 コーチング」院内での外傷治療 吉本興業タレント様 本社内 往診・長生きストレッチ!講座 山梨県玉穂町 音楽関係ライブ コンサート等 (応急処置 体調管理 鍼灸治療)

ごあいさつ

利用者の愁訴改善を目指す時、それが単純なリラクゼーションという枠に当てはまらないということが多い。「疲れ足がだるい。」「首が重い。」一般的な慰安の範疇と考えられる訴えも、うっかり安易な説明と施術をしてしまう事は、一時的な爽快感でしかなくなってしまう。しかしマッサージ屋に来たからには、一時的な爽快感でいいと思っている利用者なら面倒な問診および説明、徒手による検査をすることは逆に不愉快に感じさせてしまう。折角のOFF気分の台無しにしてはいけない。より改善できる手法や、恒久的な改善が可能であれば望む利用者がいる事も予測して応対したいと考えている。何かしらの症状を持ち、改善の期待を持って来院している利用者に、丁寧に話を聞きだしニーズを伺うのも施術者の役目でもある。面倒なことの多い治療行為を行い、その効果を実感したくて資格を取得する施術者は多い。当スタッフも例外ではない。リラクゼーションだけでなく治療による効果を期待する場合、症状の変化を期待する利用者または外見上の変化を期待する利用者に、どのような施術を行うことが正しいのか。疼痛、可動域制限、外見上のアンバランスなど様々な訴えに対し、リラクゼーションとは違う施術行為により、変化を認める施術とはどのように行うことなのか。

私どもの行う施術は医療類似行為に分類され、医師の行う医療行為とは法的に大きく違う。そのため当然、診断や手術は出来ない。だからといって「医療類似行為だから医療行為ではない。故に責任が少ないから間違ったことも許される。」ということはあってはいけない事だ。施術として身体に触れ、侵害的あるいは機械的な刺激を与える行為で悪い状態から変化を促し、良い状態にすることを謳っている以上は、代替医療でも一定の根拠は必須になるのではないか。医師が行う医療では、もう何年も前からEBMの重要性が訴えられている。科学的根拠に基づく医療を推進し、未来へ確証のある治療法を繋げることを大切に考える。なぜそのような病気になり、どのような治療法が適しているか、公衆衛生的な統計や臨床試験の統計の分析により、同条件化で一定の効果のある治療法を見つけ出すのである。鍼灸やマッサージの分野はどうかといえば、残念ながらかなり遅れをとっている。一部では鍼灸のように伝統的な治療法は、解明されない方が良いと考える方もいる。東洋医学の哲学観念に基づく独特の考え方は神秘的で健康志向の一部に人気がある。しかし、一定の効果を期待できる根拠のある治療法として認められることを目指したい。
鍼灸やマッサージ等の徒手療法のエビデンス確立を阻んでいる一つの要因が、ダブル盲検試験が出来ないことが挙げられる。物理的な刺激を与える治療法であるがゆえ、プラセボ効果と言われる心理的な効果を除外して効果を抽出できない。鍼灸やマッサージ指圧などの施術による治療は、人体に触れ施術を行うため、「全く効果がないが触れる」施術を行うことが出来ない。鍼を打ったふりをした人と鍼を本当に打った人と比べてしまうと、打たれたことによるプラセボ効果が発生し、心理的な影響で良い効果を出してしまう事が考えられる。心理的な効果と完全な分離できないことになる。また、非常に評判がよく有名な鍼灸師が鍼を打っても、新米鍼灸師が鍼を打っても、同じ症状、同じ経穴、同じ刺激量で治療を行った場合、鍼灸に本当に効果があるなら同じ効果が出なければならない。治療者の技術的な差で微細な刺激量の違いにより効果の違いが出現する可能性がある。科学技術的に検知できない刺鍼刺激の変化が、客観的に数値化できない。経験値の高い施術者が行った時のみ効果があった場合、肯定的な方は技術の素晴らしさに視点があり、否定的な方は、経験値の高い治療者の治療に期待した際発動したプラセボ効果に注意が向かうであろう。これは異医療業種の方々から効果の疑念を抱かれる大きな要素となっているし、鍼灸師にとっては一定の効果が出現しない際の言い訳にしている部分も否めない。
否定的に聞こえた方も、いるかもしれないが、このようなハードルをクリアにしつつ、鍼灸マッサージの業種がEBMに関わる治療法になってほしいと考える。私自身も施術国家資格を取得した経験があり、現在も試行錯誤する半人前ではあるが治療を行っている。自身の職業であるからと言って都合の良いように受け取ることは、利用者や医療分野で真剣に取り組まれている方々に甚だ迷惑が掛るだろうから、全てに効果があるとは言い切らない。しかしながら結論としては客観的な視点で鍼灸やマッサージ等の徒手療法の一部は、生体の疼痛や可動域制限、その他不定愁訴、外見上のアンバランス改善などの一部に通常医療では期待できない効果があると判断している。
鍼灸にとっての改善する機序は侵害刺激を感知する受容器の中でもポリモーダル受容器による影響が一番強いと言われている。その他エンドロフィン等の脳内モルフィネやDNIC、ゲートコントロール学説など古くから鍼灸に効果があると言われているよりどころの一つである。WHOで鍼灸適応症に記されている全てに根拠のある効果あるかは疑問であるが少なくとも疼痛の緩和という点では、かなり高い確率で効果は期待できる。鍼灸による機序の他に、マッサージ・指圧・按摩等のマニピュレーションによる機序は様々である。トリガーポイント療法などはエビデンスの確立が完成されているとまではいえないものの感作された筋、主の骨格筋の限局した圧痛に機械的な刺激を与えることにより、疼痛を緩和させる。ポイントと表現されているものの範囲は広く、近年行われていた注射による医療行為でなくとも、手技施術による効果は十分期待できる。

学説やエビデンスを用い整骨院や鍼灸マッサージ院で治療可能な治療法の中で、最も効果がある分野は軟部組織の疼痛だと考えている。但し、強い炎症を起こしている侵害痛は除外される。侵害痛以外の筋や腱等の軟部組織が機械的に感作され起こす発痛は十分変化が期待できる。これは筋断裂やその他炎症を除いた腰痛、肩こりなど運動器疼痛のかなり多くを含んでいる。このような症状はNSAIDsなどの鎮痛剤では効果がない事が多いという報告があり、臨床上、慢性的な疼痛を抱えて鎮痛剤が効かないことで来院される方も治療対象として受け入れることが出来る。徒手や鍼灸による刺激を反応点に加えた際に、疼痛の緩和や、可動域制限の改善が多く認められ一定の効果を期待できる治療の生命線ともいえる。リラクゼーションだけでなく確率の高い治療効果を出現させるためには、問診により日常生活で原因となる軟部組織を推測し、触診により的確に感作された筋を触知出来ることが重要になる。更に機械的にもしくは侵害的に刺激を与える際の角度や量が的確であるかが非常に難しい。結果的には多くの経験と人体における生理学や病理学、解剖学が必須になり、また過去現在問わず学術的な情報収集が必要になる。すべての施術者が同じように効果を出されるとは限らないのである。
反応点である筋硬結が弛緩していることを実感すると、外見上の変化、美容にも応用できると感じるようになる。美容クリニックで広く行われているボトックス療法は、神経毒であるボツリヌス菌を用いた美容法である。筋を弛緩させることで、皺を目立たせなくする効果がある。筋弛緩により皺がなくなり、若返るのであれば、筋緊張緩和に効果のある鍼灸やマッサージでも変化が起きると考えている。また、菌を使用するリスクなく効果を出せることもメリットである。更に目立つ顔面だけでなく、ウェスト周辺の変化も筋緊張がくびれを消失させることがあり、筋へのアプローチでウェストのくびれが改善することが期待できる。飛躍した考えではなく理論上も十分考えられる結果である。施術による刺激で脂肪が燃焼したり溶け出したり、皮膚が短縮し引き締められたりする事はエビデンスが無いため期待は出来ないが、筋緊張の強い状態で外見上のアンバランスがある時、改善が可能であると考えている。

代表のあいさつにしては長い文章になり、最後まで読んで頂いた方には大変感謝致します。利用者の方が読んで頂いた際には、わかりにくい文章となり大変申し訳ないとお詫び致したいと思います。ホームページ開設にあたり、代表としてどのようにあいさつすれば良いか見当もつかず、試行錯誤致しました。その際に通常自分が考えていることや、当スタッフへ研修を行う際の内容をそのまま伝えることが一番良いのではないかと考えるようになりました。利用者を増やすために、普段やっていないきれい事を並べることは、安易であると考えたからです。利用者の方から見た鍼灸・マッサージ・整骨院という業種は医療ではなく一種アンダーグランドで理解不能な世界であると思います。しかし、その中で私たちは日々可能性の高い治療行為を行えるように努力しなければならないと考えております。本来の鍼灸・マッサージ・柔道整復師の治療行為の有るべき姿をスタッフに浸透させ、利用される患者様に効果的な症状の緩和をもたらすことが、最終的に社会貢献と繋がっていると確信している次第です。
最後に私が代表として小規模ながら治療院・整骨院を続けていられる事は、多くの協力して頂けた方が存在していたからでございます。実直に業務を遂行し素直な気持ちで研修を受ける受付および治療スタッフ、経営面でアドバイスを頂く先輩方、治療に関し幅広い知識と経験を日頃より指導して頂く先生方、院の治療方針を理解し、お体のケアに利用して頂いている患者様があるからこそ、自分の好きな仕事を邁進できると大変感謝し期待に応えたいと思う次第でございます。
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